カーテンについて
販売されるカーテンは大きく分けて「既製カーテン」と「オーダーカーテン」の二つに分けられます。
既製カーテンは複数の事前に準備されたサイズから自宅の窓に近いサイズを選ぶものに対し、
オーダーカーテンは幅・丈ともに1cm単位まで指定できるという点が特徴です。
注文方法
注文方法動画はこちらになります。正しく採寸をして注文画面に入力してください。
カーテンの機能
【ドレープ】
遮光
遮光とは、光を遮断する機能のことで、外からの光だけでなく、内側の光も漏らさないためプライバシーの保護もできます。
また1〜3の等級があり、1級に近づく程、遮光性は高くなります。
防炎
防炎とは、燃え広がりにくい性質を指し、火災時に炎の広がりを遅らせ、安全に避難する時間を確保します。
また、高層マンションやビル、公共施設など「防炎カーテン」の設置が義務付けられている場合があるので、基本的には防炎機能があるものを選ぶ方が無難でしょう。
遮熱
遮熱とは、太陽の熱を遮断し、室内の温度上昇を抑える機能を指します。
夏場の冷房効果を高め、家電製品のエネルギー消費を抑えることができます。
非遮光
非遮光とは、光を完全に遮断しないカーテンのことで、自然光を室内に取り入れつつ、視線を遮る効果があります。
防音
防音とは、外部の騒音を遮断し、室内の静寂を保つ効果があります。基本的に生地が厚く、重いものが多いです。
洗濯可能
洗濯可能とは、家庭での洗濯が可能なものを指します。
素材等によって、洗濯可否は様々なので購入時には必ず確認するようにしましょう。
【レース】
防炎
レースカーテンでも防炎性のものがあり、炎を防ぐ素材で作られており、火災時の安全性を高めます。
ただし、完全に燃えないというわけではありませんのでご注意ください。
UVカット
UVカット効果のあるレースカーテンは、紫外線を遮断し、室内の家具や床材の色褪せなどを防ぐのに効果的です。
また、UVカット効果の有無やカット率は、数値が高ければ高いほど、紫外線カット効果が高くなります。
遮熱
遮熱レースカーテンは、太陽の熱を遮断し、室内の急激な温度上昇を抑える効果があります。
特に、夏場の冷房効果を高め、電気代が高騰している今は特に味方になるでしょう。また、冬場も窓から入る冷気を防ぎ、急激な室温低下も防ぐことができます。
プライバシー保護
プライバシー保護機能のあるレースカーテンは、外からの視線を遮りながら、室内に自然光を取り入れることができます。
また、ミラーレース、ウェーブロン等種類があります。
ウェーブロンは、室外から室内がより見えにくく、プライバシー保護効果は高いですが、その分室内から室外も見えにくいため、お庭を眺めたい場合などはご注意下さい。
ミラーレースは、曇りや雨の日や夜間で室内の明かりを付けている場合など、室内よりも室外のほうが暗い状況では、室外から室内は見えますのでご注意ください。
カーテンの仕様
【ドレープカーテンのヒダを美しく保つための加⼯】
ドレープカーテンが横に開きすぎてしまわないよう、美しいウェーブ状の形状記憶加工もしくは形態安定加工を取り入れております。商品によって加⼯が異なりますので商品詳細ページにてご確認ください。
形状記憶加⼯:カーテン全体に特殊な形状記憶加⼯を施すことにより規則正しいウェーブが作られるのが特徴です。
加⼯しないものに⽐べてウェーブが均⼀であり、開閉の納まりがとても綺麗です。
形状安定加⼯:こちらも形状記憶加⼯と同じく規則正しいウェーブが作られるのが特徴です。
形態安定加⼯は、永久に持続する加⼯ではなく、使⽤頻度・環境により効果が薄れる場合があります。
⽬安としては、洗濯5回程度までウェーブが保たれるものになります。
【ヒダに関して】
1.5倍ヒダ
1.5倍ヒダは、仕上がり幅の1.5倍の⽣地を使い、カーテンを仕⽴てることを指します。
カーテン上部のツマミを2本作るので、「2つ⼭」とも⾔います。
最も使⽤されるヒダの種類で、ヒダの奥⾏き感は浅めになります。どんな⽣地にもよく合います。
ヒダを取っている上部の生地折り返し部分には、芯地と言われる強度を高める半透明の化学繊維状のものが縫い付けてあります。
こちらの高さは9cmとなります。
2倍ヒダ
2倍ヒダは、仕上がり幅の2倍の⽣地を使い、カーテンを仕⽴てることを指します。
カーテン上部のツマミを3本作るので、「3つ⼭」とも⾔います。⽣地をたっぷり使うので、豪華な雰囲気になります。
クラシックな柄物や光沢感のあるエレガントな⽣地におすすめです。ヒダのウェーブが深く作られるため、奥⾏感が空間に深みを与えます。
ヒダを取っている上部の生地折り返し部分には、芯地と言われる強度を高める半透明の化学繊維状のものが縫い付けてあります。
こちらの高さは9cmとなります。
ヒダなし(フラット)
フラットとは、カーテン上部のヒダ(つまみ)を取らずに、カーテンを仕⽴てることを指します。
仕上がり幅の1.1〜1.5倍程度の⽣地を使⽤することが多いですが、当店では1.2倍ヒダを基本としております。
⼤きい柄をきれいに⾒せたいときやカジュアルな印象に⾒せたい時に使⽤されることが多く、近年⼈気のあるスタイルです。
ヒダを取っている上部の生地折り返し部分には、芯地と言われる強度を高める半透明の化学繊維状のものが縫い付けてあります。
こちらの高さは7.5cmとなります。
【フックの確認】
カーテンのフックには設置後にレールが見えるAフックと、設置後にカーテンのレールが隠れるBフックがございます。
当店ではAフックを採用しているため、事前にサンプル生地とカーテンレールカラーの相性もご確認ください。
【レースカーテンの裾仕上げ】
レースカーテンの裾仕上げは商品によって異なり、
「10cmダブル折り返し」
「3cmダブル折り返し」
「ウェイト巻きロック」
「その他デザインの裾」
の三つからご用意致します。
商品によっては、裾に刺繍などが施されているデザインの商品もございます。
商品によっておすすめの裾仕上げにてご用意させていただきますので商品詳細ページよりご確認ください。
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10cmダブル折り返し
裾を二回10cm程度折り返して縫い付けます。
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3cmダブル折り返し
折り返しを短めに仕上げます。
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ウェイト巻きロック
細いチェーン状のパーツを裾に巻き込みすっきり仕上げます。
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その他デザインの裾
裾にデザインが施されています。
カーテンのお⼿⼊れ⽅法
カーテンが届いたら
●新しいカーテンが届いたら早速カーテンレールに吊ってみましょう。
↓
●万が一カーテンが床に付いてしまう、少し長めに吊りたいなど微調整が必要な場合は
ヒダ部分に付いているアジャスターフックにて丈を調整いただけます。
↓
●丁寧に梱包してお届けしておりますが、カーテンを畳んでのお届けとなりますので
畳みジワが付いてしまっている場合がございます。
カーテンレールに吊って数日経つとカーテンの重みで自然に消えていきますが、
気になる方はシワが気になる部分に霧吹きをしてカーテンレールに吊ってください(目立たない部分でお試しの上、軽めに霧吹きをしてください)。
それでもシワが軽減しない場合は、洗濯表示をご確認のうえ、あて布をしてアイロンを掛けてください。
↓
●アイロンが掛けられるかは洗濯ラベルを確認してから行いましょう。
あて布をしてから洗濯ラベルに沿った温度でアイロン掛けをすると、畳みジワが解消されます。スチームアイロンの使用や、ハンディアイロンを使用してカーテンレールに吊った状態でアイロンを掛けていただくのもおすすめです。
普段のお手入れ方法
カーテンの汚れは、部屋の内外のほこりや、手垢、タバコのヤニ、部屋のカビなどが原因です。
特にヒダの上部やタッセルにホコリが溜まりやすいので、ハタキや掃除機などで定期的に汚れを取ってください。
ブラシでひだや織目の中をかき出すようにブラッシング、もしくは掃除機のブラシ付きアタッチメントなどを利用してやさしく表面のホコリを吸い取ってください。毎日カーテンの開け閉めを行うのも効果的です。
タバコのヤニやキッチンの煙などは、時間が経つほど汚れが落ちにくくなりますので、洗濯をおすすめします。
また、カーテンレールや窓周りのそうじも行うことで、水分を含む汚れがカーテンに付着するのを防ぎ、カビが発生しにくくなりますので、カーテンを掃除するついでに行いましょう。
洗濯機でのお手入れ方法
ドレープは年1回、レースは年2〜3回ほどを目安にお洗濯してください。
シワや色落ちするものなど、生地によって洗濯方法が異なりますので、必ず「洗濯ラベル」を確認してから洗濯してください。
家庭で洗えるか専門業者に任せるか、洗濯ラベルを必ず見て判断しましょう。
①まずは洗濯ラベルをご確認ください。
②ホコリを払いフックをすべて外すシワにならないように屏風だたみにします
③洗濯ネットに入れる
色移りしますので、他のものと一緒に洗わないでください。レース生地と厚地のカーテン生地は別々のネットに入れておきます。すすぎの際、柔軟剤を入れると風合いが良くなります。
④洗濯スタート。
中性洗剤を使用してください。おしゃれ着洗い用をご使用いただくとより風合い良く仕上がります。
蛍光増白剤・漂白剤は使用しないでください。
目安は5〜10分で、脱水は30秒程度に設定します。
生地が縮む可能性があるので乾燥機の使用は必ず避けましょう。
⑤カーテンレールにつるして自然乾燥させます。
たたいたり伸ばしたりして、形を整え、シワを伸ばしながら干しましょう。
*乾燥させる際の注意点
・元のレールに吊り、乾かすのが一番良い方法です。
ヒダをきれいに整えて上、中、下の3ケ所位を軽く紐で結んで乾かすと美しいプリーツが出て、アイロンも不要です。
・カーテン汚れが付くのを防ぐため、吊る前にカーテンレールや窓ガラスも掃除をしておきましょう。
・水滴で床が濡れないようにタオルなどを敷くことをオススメします。
・屋外で干す場合は必ず陰干しにしてください。
手洗いでのお手入れ方法
洗濯機洗いでの注意点を押さえながら、たらいに洗剤とカーテン生地を入れたら30℃以下のぬるま湯で押し洗いをしましょう。
もみ洗いをするとしわがつきやすくなるのでご注意ください。手洗いしても取れない汚れは、クリーニングをおススメします。
クリーニングでのお手入れ方法
洗濯機マーク・水洗いマークがあるものは、ご家庭での洗濯が可能ですが、水洗い不可マークのものは、クリーニングに出しましょう。
但し、カーテンの状態や素材によってはクリーニングできないものもありますので、まずはお店でご相談ください。
お手入れの頻度
洗濯機マーク・水洗いマークがあるものは、ご家庭での洗濯が可能ですが、水洗い不可マークのものは、クリーニングに出しましょう。
但し、カーテンの状態や素材によってはクリーニングできないものもありますので、まずはお店でご相談ください。
汚れが付いた時の対処法
まずはすぐに拭き取りましょう。
また、落ちにくい汚れは、衣料用中性洗剤を薄めたものを布に含ませ、汚れを広げないよう注意しながら、上からたたくようにしましょう。その際に下に布を当てながら行うとより丁寧です。
自然素材を使用したカーテンのお手入れ方法
特に天然素材は伸び縮みする特性があります。
●天然素材は吸湿性があり、湿度などの変化により伸び縮みします。
●時間の経過とともにカーテンの自重で伸びることがあります。
●合成素材(ポリエステルなど)に比べシワになりやすい特性があります。
シワが入ることでこなれた雰囲気が出てきますがシワが気になる場合は霧吹きで湿らせていただくと収まってきます。(目立たない部分でお試しのうえ、軽めに霧吹きをしてください)
●お洗濯すると縮んだり、シワがつきやすくなります。また、乾燥する時期にも縮む傾向があります。お手入れをされる場合はお手入れについてをご確認ください。
●お洗濯をすると色が淡くなったり、長時間日が当たると黄みの色に変化することがあります。時間の経過と共に変化してゆくその過程をお楽しみください。
また、自然由来の植物等を原料としているため色ムラが生じることがありますが、品質不良ではありませんのでご安心ください