【床の傷防止】インテリアのプロが選んだ床の傷対策|椅子による傷も防ぐ
自分のお家には好きな家具を置きたいですよね。こだわりを持って選んだテーブルや椅子など、お家の中を彩ってくれているでしょう。しかし、デザインは好きで購入したが、床に傷が入ってしまうという悩みをよく聞きます。
そこで、今回は、インテリアのプロが選んだ床の傷の対策方法をご紹介します。ここでご紹介する方法は、非常に効果がありますので、ぜひ参考にしてみてください。
床の傷対策にはどういった方法がある?
床の傷対策には、いくつかの方法があります。一般的には、下記のような対策が挙げられます。
- 家具の足にフェルトやゴムの保護材をつける
- ラグの上に家具をおく
- フローリングにワックスを塗る
これらの方法について、メリットやデメリットについて、詳しくご紹介していきます。
家具の足にフェルトやゴムの保護材をつける
家具の足にフェルトやゴムの保護材をつけることには、以下のようなメリットとデメリットがあります。
フェルトやゴムの保護材は、家具の足と床の間のクッション材としての役割として、床の傷や損傷を防ぐことができます。家具の移動や動かす際に生じる摩擦や衝撃を軽減し、床面を保護します。
昨日のDIY作業。底部に床の傷防止用フェルトを貼り付けてからひっくり返し。全体にニス塗り。その他、天板下面にもニスを塗り始めます。棚板は一足先に2回目へ突入。
— NDロドスタ乗り (@BlackBird_P964) February 21, 2023
そうして、後はニスの乾燥待ち。今夜寝て起きたら、2回目のニスを塗ってまた乾燥。組み立て再開は、それが乾いてからになりますね。 pic.twitter.com/wzI134Vs5J
また、家具の足にフェルトやゴムの保護材をつけることで、滑り止め効果が得られます。これにより、何かをしているときにぶつかってしまったり、地震がきたりしても、家具が滑って倒れるリスクやずれる可能性が減り、安定性が向上します。
さらに、保護材をつけることで、家具が床と接触する際の音を軽減し、家具の移動や引き出しの開閉などで生じる騒音を抑えることで、周囲への迷惑や生活の快適さも向上します。
しかし、こういった保護材は使用していると摩耗してしまうため、定期的に交換が必要になります。また、誇りや髪の毛が付着しやすいため、掃除する際に手間になってしまうこともあります。
ラグの上に家具をおく
ラグの上に家具を置くことで、家具と床を直接触れさせないようにするため、床に傷が入ることを防ぎます。
また、ラグは部屋の装飾や雰囲気作りにも役立ちます。インテリアデザインに合わせたデザインや色合いのラグを選ぶことで、部屋全体の印象を調和させることができます。また、床の素材や色に合わせて選ぶことで、統一感のある空間を演出できます。
一方で、ラグの上に家具を置くデメリットの一つとして、安定性の問題があります。ラグは柔らかい素材のため、家具の脚がズレやすくなる場合があります。重い家具や頻繁に動かす家具を置く場合には、安定性を確保するために特別な工夫や固定具が必要となります。
また、起毛タイプのラグだと、埃や髪の毛などが絡まりやすいことも、デメリットです。傷がつきにくい代わりに、掃除の手間が増えてしまいます。そのため、掃除がしやすく、夏でも涼しく使用できる起毛ではないさらっとしたラグがオススメです。
今持ってるラグをプレイマットとして使いたいけど厚みがなくて心配💦とか、もう少し防音したい!と言う人はコレ使うといいよ✨
— ame|2児姉妹の主婦🍬 (@ame_blogggg) July 21, 2023
今あるラグの下に敷くだけで厚みもできるし防音にもなるよ♪#ラグマット pic.twitter.com/FWOiPv1nzZ
フローリングにワックスを塗る
ワックスは床の表面を保護し、傷や汚れから守ります。ワックスの膜が床に蓄積されることで、日常的な使用や移動による摩擦から床を守り、長期間美しい状態を保つことができます。
また、ワックスは床の光沢を高める効果もあります。光沢がある床は、部屋全体の雰囲気を明るく鮮やかに演出し、床の美しさを引き立てます。特に、木製フローリングなどのナチュラルな風合いを活かす場合には、ワックスによる光沢は一層の魅力を加えます。
しかし、ワックスも時間とともに剥がれてきてしまうため、定期的なメンテナンスが必要です。手間も時間もかかってしまいます。オススメはクイックルワイパーにつけられるワックスシートを活用することです。シートタイプなので、さっとワックスをかけられ、時短になります。
また、ワックスは床が滑りやすくなる可能性があります。床の表面が滑りやすくなることで、転倒や事故のリスクが高まることがあります。特に、高齢者や子供のいる家庭では注意が必要です。
傷がついてしまった後の補修方法
傷がついてしまった後の補修方法は、まずはじめに傷の大きさや素材によって適切な手法を選ぶことが重要です。一般的な傷には、簡単な自己補修方法を試すことができます。
まず、木材や家具の傷には、補修ペンや木製修復キットが役立ちます。これらは傷に塗布してから乾燥させることで、傷を目立たなくすることができます。また、床や壁の傷には、塗装補修用のペンやクレヨンを使用すると効果的です。色を選んで傷の上を塗るだけで、傷を目立たなくすることができます。
もし傷が大きく深い場合や、自己補修が難しい場合は、専門家に依頼することをおすすめします。家具修理業者やリペアサービスなど、プロの技術を活用することで、傷の修復や部分交換を行うことができます。
まとめ
この記事では、インテリアのプロが選んだ床の傷の対策方法をご紹介しました。せっかく好きな家具をおいて、理想的なお家にしても傷がついてしまうと悲しくなりますよね。
新しく椅子やテーブルなどを購入する際には、こういった対策についてもあらかじめ考えておくようにしましょう。